床を歩くとふわふわする、クッションフロアがめくれ上がってきた…そんな経験はありませんか。クッションフロアの浮きは放置すると徐々に範囲が広がり、つまずきの原因にもなります。この記事では、クッションフロアが浮いてきた時に自分でできる補修方法を、端の浮きと真ん中の浮きに分けて具体的に解説します。どんな道具が必要か、どこまで自分で対処できるのか、業者に頼むべきケースまで明確にお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。
クッションフロアが浮く主な原因
クッションフロアの浮きは、場所によって原因が異なります。適切な補修をするためには、まず浮きが発生している原因を正しく理解することが重要です。
端が浮く原因
クッションフロアの端が浮く最も多い原因は、接着剤の劣化や施工時の接着不足です。一般的にクッションフロアは端から10cm程度を接着剤で固定しますが、施工時に接着剤の塗布量が不足していたり、経年劣化によって接着力が弱まったりすると、端からめくれ上がってきます。
また、日常的に家具の出し入れをする場所や、ドア付近など物理的な力が加わりやすい箇所では、端の浮きが発生しやすい傾向があります。施工から5年以上経過している場合、接着剤の劣化が原因である可能性が高いと言われています。
真ん中が浮く原因
真ん中が浮く主な原因は、下地の凹凸や湿気です。フローリングの継ぎ目や床下からの湿気により、クッションフロアが部分的に膨らんで浮いてしまうケースが多く見られます。
特に以下のような環境では真ん中の浮きが発生しやすくなります。
- キッチンや洗面所など水回りの近く
- 1階の部屋で床下の湿気が上がりやすい場所
- 日当たりが良く温度変化が激しい場所
- 下地に段差や凹みがある箇所
調査によると、築10年以上の住宅では床下の湿気対策が不十分な場合が多く、真ん中の浮きが発生しやすいと報告されています。
賃貸での注意点
賃貸物件にお住まいの場合、クッションフロアの補修には原状回復義務との関係を考慮する必要があります。一般的に、経年劣化による自然な浮きであれば借主の負担にはなりませんが、不適切な補修を行ってしまうと退去時に修繕費用を請求される可能性があります。
賃貸で補修を検討する際は、以下の点に注意しましょう。
- 管理会社や大家さんに事前相談する
- 強力な接着剤の使用は避ける(剥がせる両面テープを使用)
- 補修範囲が広い場合は自己判断せず相談する
国土交通省のガイドラインでは、通常の使用による劣化は貸主負担とされていますので、まずは管理会社に現状を報告することをおすすめします。
【端の浮き】自分でできる補修方法
端の浮きは比較的補修しやすく、DIY初心者でも対処可能なケースが多いです。浮きの程度に応じた補修方法を選びましょう。
軽度の浮き(1cm以内)
浮きが1cm以内の軽度な場合は、強力両面テープで対処できます。ニトムズの「はがせる両面テープ強力接着用」やスリーエムの「超強力両面テープ」などが効果的です。
両面テープを使用するメリットは以下の通りです。
- 賃貸でも使いやすい(剥がせるタイプを選ぶ)
- 接着剤のように乾燥時間を待つ必要がない
- 失敗しても貼り直しが可能
- 費用が500円~1,000円程度と安価
ただし、両面テープは永久的な接着ではないため、2~3年で貼り替えが必要になる場合があります。
中度の浮き(1-3cm)
浮きが1~3cm程度の中度な場合は、クッションフロア専用接着剤を使用した補修が適しています。コニシの「ボンド クッションフロアー用」やセメダインの「床職人」などが代表的な製品です。
専用接着剤を使用する際のポイントは以下の通りです。
- 床材と下地の両方に均一に塗布する
- 接着剤の塗布量は1平方メートルあたり150~200g程度
- オープンタイム(塗布後5~10分待つ)を守る
- 圧着後は重しを置いて24時間以上固定する
接着剤による補修は、両面テープよりも耐久性が高く、5~10年程度持続すると言われています。
補修手順(ステップ形式)
端の浮きを専用接着剤で補修する場合の手順を5ステップで解説します。
- 清掃と乾燥:浮いている部分をめくり上げ、床材裏面と床面のホコリや汚れを雑巾で拭き取ります。湿気がある場合はドライヤーで完全に乾燥させてください。
- 接着剤の塗布:専用接着剤を床材裏面と床面の両方に、クシ目ヘラを使って均一に塗布します。塗りすぎるとはみ出すため、薄く広げることを意識しましょう。
- オープンタイム:接着剤を塗布後、5~10分間そのまま待ちます。この間に接着剤の溶剤が揮発し、接着力が高まります。
- 圧着:床材をゆっくりと元の位置に戻し、ローラーやタオルを使って中央から端に向かって空気を押し出しながら圧着します。
- 固定と養生:補修箇所に重し(本や段ボール箱など)を置き、24時間以上動かさないようにします。完全に固まるまで歩行も避けてください。
この手順を守れば、DIY初心者でも端の浮きを確実に補修できます。
【真ん中の浮き】自分でできる補修方法
真ん中の浮きは端よりも補修が難しいですが、適切な方法を選べば自分で対処可能です。
注射器タイプの接着剤
真ん中の浮きには、注射器タイプの接着剤が最も効果的です。セメダインの「床職人 注入タイプ」やコニシの「ボンド クイックメンダー」などがあります。
注射器タイプの特徴は以下の通りです。
- 床材をめくらずに浮き部分に直接注入できる
- 接着剤が浮きの隙間全体に行き渡りやすい
- はみ出しが少なく仕上がりがきれい
- 1本で数カ所の補修が可能(500円~1,500円程度)
ただし、浮きの範囲が広い場合(30cm以上)は接着剤が全体に行き渡らない可能性があるため、部分的な張替えを検討する必要があります。
部分的な張替え
浮きの範囲が30cm以上と広い場合や、床材自体が劣化している場合は、部分的な張替えが適しています。ホームセンターで同じ柄のクッションフロアを購入し、浮いている部分をカッターで切り取って新しい床材を貼り付けます。
部分張替えの際の注意点は以下の通りです。
- できるだけ同じ品番の床材を用意する(品番が分からない場合は写真を持参)
- 切り取る範囲は浮きより5cm程度大きめにする
- 下地の状態を確認し、凹凸があれば補修する
- 新しい床材は1週間程度室温に馴染ませてから施工する
部分張替えは技術が必要なため、DIYに自信がない場合は業者に依頼することをおすすめします。
補修手順(ステップ形式)
注射器タイプの接着剤で真ん中の浮きを補修する手順を6ステップで解説します。
- 浮きの範囲確認:手で軽く押して、浮いている範囲を確認します。マスキングテープで範囲を囲んでおくと作業しやすくなります。
- 注入口の作成:浮きの中心付近に千枚通しやキリで小さな穴(直径2mm程度)を開けます。穴は床材の柄の継ぎ目など目立たない場所に開けましょう。
- 接着剤の注入:注射器の先端を穴に差し込み、ゆっくりと接着剤を注入します。床材が少し盛り上がる程度まで注入してください。
- 均一に広げる:手で浮き部分全体を優しく押さえ、接着剤を隙間全体に行き渡らせます。はみ出した接着剤は濡れた雑巾ですぐに拭き取ってください。
- 圧着:ローラーまたはタオルで中央から外側に向かって空気を押し出しながら圧着します。
- 固定と養生:補修箇所に板などを置き、その上に重し(5kg程度)を乗せて24時間以上固定します。完全に固まるまで歩行を避けましょう。
この方法なら、真ん中の浮きもきれいに補修できます。
必要な道具・材料リスト
クッションフロアの補修を始める前に、必要な道具と材料を揃えましょう。
端の補修に必要なもの
端の浮きを補修する際に必要な道具と材料は以下の通りです。
- クッションフロア専用接着剤:コニシ「ボンド クッションフロアー用」(500ml 約1,200円)
- クシ目ヘラ:接着剤を均一に塗布するための道具(約300円)
- ローラーまたはタオル:圧着用(既存品で可)
- 重し:本や段ボール箱など5kg程度(既存品で可)
- 雑巾:清掃用(既存品で可)
- マスキングテープ:養生用(約200円)
軽度の浮きの場合は、強力両面テープ(ニトムズ「はがせる両面テープ」約800円)で代用できます。
真ん中の補修に必要なもの
真ん中の浮きを補修する際に必要な道具と材料は以下の通りです。
- 注射器タイプの接着剤:セメダイン「床職人 注入タイプ」(約1,000円)
- 千枚通しまたはキリ:注入口を作るための道具(約300円)
- ローラーまたはタオル:圧着用(既存品で可)
- 板:重しを安定させるための板材(既存品で可)
- 重し:5kg程度(既存品で可)
- 濡れ雑巾:はみ出した接着剤の拭き取り用(既存品で可)
部分張替えの場合は、カッター、定規、同じ柄のクッションフロア(約500円/m)も必要になります。
購入場所と予算目安
必要な道具や材料は、以下の場所で購入できます。
- ホームセンター:カインズ、コメリ、コーナンなど。専用接着剤や注射器タイプの接着剤が豊富に揃っています。
- 100円ショップ:クシ目ヘラやマスキングテープなど一部の道具は100円ショップでも入手可能。
- オンラインショップ:Amazonや楽天市場でも購入可能。商品レビューを参考にできるメリットがあります。
端の浮き補修の予算目安は1,500円~2,500円、真ん中の浮き補修は1,000円~2,000円程度です。部分張替えの場合は材料費が追加で1,000円~3,000円かかります。
補修する前の重要な確認ポイント
補修を始める前に、以下の3つのポイントを必ず確認してください。確認を怠ると、補修してもすぐに浮きが再発する可能性があります。
下地の状態チェック
まず、下地にカビや腐食がないかを確認しましょう。浮いている部分をめくり上げて、床面に黒いシミや白いカビがないか目視でチェックします。
カビや腐食が見られる場合の対処法は以下の通りです。
- 軽度のカビ:消毒用エタノールで拭き取り、完全に乾燥させる
- 広範囲のカビ:専門業者に相談し、下地処理を依頼する
- 床板の腐食:構造的な問題の可能性があるため、必ず業者に調査を依頼する
下地に問題がある状態で接着剤を使用しても、再び浮きが発生するだけでなく、カビの繁殖を助長する恐れがあります。
浮きの範囲測定
次に、浮きの範囲を正確に測定して、DIYで対処可能かどうか判断します。メジャーを使って、浮きの縦横のサイズを測りましょう。
DIY可否の判断基準は以下の通りです。
- 1m未満:DIYでの補修が可能
- 1~3m:DIY経験者なら対処可能だが、初心者は業者相談を推奨
- 3m以上:全面張替えを検討すべきレベル。業者依頼を強く推奨
複数箇所に浮きがある場合も、合計面積で判断してください。
築年数と劣化状態
建物の築年数とクッションフロアの劣化状態も重要な確認ポイントです。クッションフロアの一般的な耐用年数は10~15年と言われています。
築年数別の対応目安は以下の通りです。
- 築5年未満:施工不良の可能性があるため、施工業者に相談
- 築5~10年:部分補修で対応可能
- 築10~15年:全体的な劣化が始まる時期。補修箇所が増える場合は全面張替えも検討
- 築15年以上:全面張替えを推奨。部分補修は応急処置として
また、床材の表面にひび割れや色あせが見られる場合も、劣化が進んでいるサインです。
注意点・よくある失敗
クッションフロアの補修では、以下のような失敗例がよく見られます。事前に知っておくことで、トラブルを避けられます。
接着剤の塗りすぎ
最も多い失敗が接着剤の塗りすぎです。接着剤を多く塗れば強力に接着できると考えがちですが、実際には以下のようなトラブルが発生します。
- 床材の端から接着剤がはみ出し、床に付着する
- 表面がボコボコになり、仕上がりが悪くなる
- 乾燥に時間がかかり、悪臭が長期間残る
- はみ出した接着剤が固まると除去が困難
適正量は、1平方メートルあたり150~200gです。クシ目ヘラで均一に薄く塗り広げることを意識しましょう。万が一はみ出した場合は、固まる前に濡れた雑巾ですぐに拭き取ってください。
乾燥時間の不足
もう一つの典型的な失敗が乾燥時間の不足です。接着剤を塗布後すぐに歩いてしまったり、重しを取り除くのが早すぎたりすると、以下の問題が発生します。
- 接着が不完全なまま固まり、すぐに再剥離する
- 足跡が付いてしまい、見た目が悪くなる
- 床材がずれてしまい、継ぎ目に隙間ができる
接着剤の種類によって乾燥時間は異なりますが、一般的には以下が目安です。
- オープンタイム:塗布後5~10分
- 圧着後の固定時間:24時間以上
- 完全硬化:48~72時間
特に湿度が高い梅雨時期や冬場は乾燥に時間がかかるため、通常より長めに固定時間を取ることをおすすめします。
下地処理の省略
手間を省こうと下地処理を省略してしまうと、以下のような問題が発生します。
- ホコリや油分が残っていると接着不良の原因になる
- 湿気が残っていると接着剤の効果が発揮されない
- 凹凸がある状態で接着すると、再び浮きが発生する
必ず以下の下地処理を行ってください。
- 掃除機やほうきでホコリを除去
- 中性洗剤で油分を拭き取る
- 完全に乾燥させる(湿度が高い場合はドライヤーを使用)
- 凹凸がある場合はサンドペーパーで平滑にする
下地処理に時間をかけることが、長持ちする補修の秘訣です。
費用目安・材料費の相場
クッションフロアの浮き補修にかかる費用を、DIYと業者依頼の場合で比較します。
DIY補修の場合
DIYで補修する場合の費用目安は以下の通りです。
- 軽度の端の浮き(両面テープ使用):500円~1,000円
- 中度の端の浮き(接着剤使用):1,500円~2,500円
- 真ん中の浮き(注射器タイプ接着剤):1,000円~2,000円
- 部分張替え:2,000円~3,000円(材料費のみ)
初めて補修する場合、道具を一式揃えても3,000円以内に収まるケースがほとんどです。ローラーや重しなど家にある物で代用できれば、さらに費用を抑えられます。
ただし、DIYには以下のような隠れたコストもあります。
- 失敗した場合の材料の買い直し
- 作業時間(1~2時間程度)
- 固定時間中の生活への影響(補修箇所が通路の場合など)
業者依頼の場合
業者に依頼した場合の費用目安は以下の通りです。
- 小規模な補修(1m未満):5,000円~10,000円
- 中規模な補修(1~3m):10,000円~20,000円
- 大規模な補修(3m以上):20,000円~30,000円
- 全面張替え(6畳):40,000円~80,000円
業者依頼のメリットは以下の通りです。
- 確実に補修できる(保証付きの業者も多い)
- 下地の状態もプロの目で確認してもらえる
- 仕上がりがきれい
- 作業時間が短い(30分~1時間程度)
費用は高くなりますが、広範囲の浮きや築年数が古い物件では、長期的に見ると業者依頼の方がコストパフォーマンスが良い場合もあります。
全面張替えとの比較
浮きが複数箇所にある場合や、クッションフロア自体が劣化している場合は、全面張替えも検討しましょう。
全面張替えのコスト判断基準は以下の通りです。
- 補修箇所が3カ所以上:部分補修を繰り返すより全面張替えの方が結果的に安くなる
- 築15年以上:床材の寿命が近いため、全面張替えを推奨
- 床材に変色や劣化:見た目も一新できる全面張替えがおすすめ
6畳の部屋の全面張替え費用は、DIYなら15,000円~25,000円、業者依頼なら40,000円~80,000円が相場です。複数の業者から見積もりを取り、比較検討することをおすすめします。
業者に依頼すべきケース
以下のような状況では、無理にDIYで対処せず、専門業者に依頼することを強く推奨します。
広範囲の浮き(3㎡以上)
浮きの範囲が3㎡(約2畳)以上ある場合は、業者依頼を検討しましょう。広範囲の補修をDIYで行うと、以下のようなリスクがあります。
- 接着剤の塗布が不均一になり、再び浮きが発生する
- 作業中に床材が伸びたり縮んだりして、継ぎ目がずれる
- 圧着が不十分な箇所ができる
- 作業時間が長くかかり、生活に支障が出る
広範囲の浮きは全面張替えを視野に入れた方が良い場合も多く、プロの診断を受けることをおすすめします。ダスキンやカジタクなどの大手ハウスクリーニング業者でも、床の補修・張替えサービスを提供しています。
下地の劣化が疑われる
以下のような症状が見られる場合、下地の劣化や構造的な問題が疑われます。
- 床を歩くときしむ音がする
- 床が沈むような感覚がある
- カビの臭いがする
- 床材の下に水分が溜まっている
- 複数の部屋で同時に浮きが発生している
これらの症状は、床下の湿気や床板の腐食、シロアリ被害などが原因の可能性があります。表面的な補修だけでは根本的な解決にならず、放置すると建物の構造にまで影響が及ぶ恐れがあります。
必ず専門業者に調査を依頼し、適切な対策を講じてください。リフォーム業者や工務店では、床下の点検から補修まで一貫して対応してくれます。
賃貸で原状回復が必要
賃貸物件にお住まいで、原状回復義務がある場合は、自己判断での補修は避けましょう。不適切な補修を行うと、退去時に以下のような問題が発生する可能性があります。
- 原状回復費用として高額な修繕費を請求される
- 敷金が全額返還されない
- 貸主との間でトラブルになる
賃貸での対応手順は以下の通りです。
- 浮きの状況を写真で記録する
- 管理会社または大家さんに連絡し、状況を報告する
- 経年劣化による自然な浮きであることを説明する
- 管理会社が指定する業者に修繕を依頼してもらう
国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、通常の使用による経年劣化は貸主負担とされています。まずは管理会社に相談し、適切な対応を仰ぐことが大切です。
まとめ
この記事では、クッションフロアの浮きを自分で補修する方法を、端・真ん中別に詳しく解説しました。重要なポイントは以下の3つです。
- 端の浮きは軽度なら両面テープ、中度なら専用接着剤で対処可能。補修手順を守れば、DIY初心者でも確実に補修できます。費用も500円~2,500円程度と安価です。
- 真ん中の浮きは注射器タイプの接着剤が効果的。範囲が広い場合は部分張替えを検討しましょう。下地の状態確認を怠らないことが重要です。
- 広範囲の浮き(3㎡以上)、下地の劣化、賃貸物件では業者依頼を推奨。無理にDIYで対処すると、かえって費用がかさむ場合もあります。
小規模な浮きは自分で対処可能ですが、広範囲や下地に問題がある場合は、無理せずプロに相談することをおすすめします。適切な判断と正しい補修方法で、快適な床環境を取り戻しましょう。

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