和室の柱をDIYで隠す方法|塗装・シート・板張りを比較

「和室の柱が目立って、どうしても洋室っぽくならない…」そんな悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。特に賃貸住宅では原状回復の心配もあり、どの方法が安全なのか迷ってしまいますよね。この記事では、塗装・リメイクシート・板張りという3つの方法を徹底比較し、あなたの状況に最適な柱の隠し方をご紹介します。初心者でも失敗しにくいコツや、賃貸でも安心な方法まで詳しく解説していきますので、ぜひ最後までお読みください。

和室の柱を隠す3つの方法を比較

和室の柱を隠す方法には、大きく分けて塗装・リメイクシート・板張りの3つがあります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の状況に合わせて選ぶことが大切です。ここでは各方法の特徴を詳しく見ていきましょう。

塗装のメリット・デメリット

塗装は最も手軽で低コストな方法です。柱1本あたり1,000円〜2,000円程度で済むケースが多く、初期投資を抑えたい方に向いています。

【メリット】

  • 材料費が安い(水性塗料1缶2,000円程度で複数本塗装可能)
  • 好きな色に仕上げられる自由度が高い
  • 作業時間が比較的短い(1本あたり2〜3時間)
  • 木の質感を残せる

【デメリット】

  • 塗りムラが出やすく技術が必要
  • 養生などの下準備が手間
  • 賃貸の場合は原状回復が困難
  • 塗り直しが必要になる場合がある

塗装は持ち家で予算を抑えたい方や、DIY経験がある程度ある方におすすめです。ただし、賃貸では基本的に避けるべき方法と言えます。

リメイクシートのメリット・デメリット

リメイクシートは近年人気が高まっている方法で、賃貸でも安心して使えるのが最大の特徴です。

【メリット】

  • 剥がせるタイプなら原状回復が可能
  • 柄や色のバリエーションが豊富
  • 失敗してもやり直しやすい
  • 特別な道具が不要で初心者向き
  • 作業が汚れない

【デメリット】

  • 耐久性が塗装や板張りより劣る(3〜5年程度)
  • 角や凹凸部分の処理が難しい
  • 安価なシートは剥がれやすい
  • 質感が本物の木材には劣る

リメイクシートは賃貸住宅にお住まいの方や、DIY初心者に最もおすすめできる方法です。特にニトリカインズなどのホームセンターで販売されている剥がせるタイプのシートなら安心です。

板張りのメリット・デメリット

板張りは最も本格的で仕上がりが美しい方法ですが、難易度も高めです。

【メリット】

  • 完全に洋室風の見た目になる
  • 耐久性が非常に高い(10年以上)
  • 高級感のある仕上がり
  • 断熱・防音効果も期待できる

【デメリット】

  • 材料費が高い(柱1本あたり3,000円〜5,000円)
  • 電動工具が必要になる
  • 採寸やカットに技術が必要
  • 賃貸では原則不可(接着剤やビスを使用するため)
  • 作業時間が長い(1本あたり4〜6時間)

板張りは持ち家で本格的なリフォームをしたい方や、DIY経験が豊富な方向けの方法です。初心者がいきなり挑戦するのはハードルが高いと言えます。

【比較表】あなたに最適な方法は?

以下の表で、3つの方法を比較してみましょう。

項目 塗装 リメイクシート 板張り
費用(柱1本) 1,000〜2,000円 1,500〜3,000円 3,000〜5,000円
作業時間 2〜3時間 1〜2時間 4〜6時間
難易度 中級 初級 上級
賃貸対応 不可 可能 不可
耐久性 5〜8年 3〜5年 10年以上
仕上がり

【ケース別おすすめ判定】

  • 賃貸の方 → リメイクシート一択
  • 持ち家で予算重視 → 塗装がおすすめ
  • 持ち家で本格派 → 板張りがベスト
  • DIY初心者 → リメイクシートから始める
  • DIY経験者 → 塗装または板張り

【方法1】塗装で柱を隠す手順

塗装は比較的低コストで柱の印象を変えられる方法です。ここでは失敗しないための具体的な手順を解説します。

準備する塗料と道具

塗装に必要な材料と道具は以下の通りです。

【必要な塗料】

  • 水性塗料(室内用):2,000円〜3,000円/1缶(約2リットル)
  • プライマー(下地材):1,500円程度

水性塗料を推奨する理由は、臭いが少なく室内でも作業しやすいためです。アサヒペン関西ペイントなどの国内メーカーの製品なら品質も安心です。色は白やベージュなど、壁の色に合わせると自然な仕上がりになります。

【必要な道具】

  • 刷毛(幅5cm程度):300円〜500円
  • ローラー(細幅):500円程度
  • 養生テープ・マスキングテープ:各300円
  • 養生シート:500円
  • サンドペーパー(#120〜#240):200円
  • 塗料トレイ:200円

これらの道具はコメリコーナンなどのホームセンターで一式揃えることができます。

下地処理のやり方

下地処理をしっかり行うことが、塗装の仕上がりを左右する最も重要なポイントです。

【手順】

  1. 柱の表面を雑巾で拭いて汚れを落とす
  2. サンドペーパー(#120)で全体を軽く研磨する
  3. 研磨後の粉をしっかり拭き取る
  4. 柱の周囲(壁・床・天井)を養生テープとシートで保護する
  5. プライマーを塗布して乾燥させる(1〜2時間)

養生のコツは、柱と壁の境界線をマスキングテープで正確に区切ることです。テープを貼る際は定規を当てながら真っすぐ貼ると、仕上がりがプロ並みになります。また、床にはビニールシートを敷き、塗料が垂れても大丈夫なように準備しておきましょう。

塗装手順(2度塗り推奨)

塗装は必ず2度塗りを行うことで、色ムラを防ぎ美しい仕上がりになります。

【1回目の塗装】

  1. 塗料をトレイに出し、刷毛やローラーに含ませる
  2. 上から下へ、一定方向に塗る
  3. 塗料を厚塗りせず、薄く均一に伸ばす
  4. 柱の四面を順番に塗っていく
  5. 完全に乾燥させる(4〜6時間、または翌日)

【2回目の塗装】

  1. 1回目で塗りムラがある部分を確認
  2. 同じ要領で全体を再度塗装
  3. 特にムラが目立つ部分は丁寧に
  4. 完全乾燥後、養生を剥がす

ムラを防ぐテクニックは、塗料を一度に多く含ませすぎないことです。刷毛やローラーに少量ずつ取り、何度も往復させて伸ばすイメージで塗ると均一になります。

失敗しない塗装のコツ

塗装でよくある失敗を避けるためのポイントをご紹介します。

【刷毛目を目立たせない方法】

  • 最後の仕上げ塗りは上から下へ一方向に統一する
  • 刷毛は柱の表面に対して45度の角度で当てる
  • 力を入れすぎず、軽いタッチで塗る

【垂れ対策】

  • 塗料を厚塗りしない(薄く何度も重ねる)
  • 刷毛やローラーの余分な塗料をトレイで落とす
  • 塗装中は常に柱を観察し、垂れそうな箇所を素早く伸ばす

特に初心者の方は、「薄く塗る」を徹底するだけで失敗が大幅に減ります。1回で完璧に仕上げようとせず、2度塗りで完成させる気持ちで臨みましょう。

【方法2】リメイクシートで柱を隠す手順

リメイクシートは初心者に最もおすすめの方法です。賃貸でも安心して使えるため、多くの方に選ばれています。

シート選びのポイント

リメイクシートを選ぶ際は、剥がせるタイプかどうかを必ず確認してください。

【木目調シートの選び方】

  • 柱の木目に近い色・模様を選ぶと自然
  • ライトオーク系は洋室に馴染みやすい
  • ダークブラウン系は高級感が出る
  • リアルな木目プリントの方が質感が良い

【無地シートの選び方】

  • 白やアイボリーは部屋を明るく見せる
  • グレー系はモダンな雰囲気
  • マット仕上げの方が高級感がある

おすすめの商品は、ニトリの「貼ってはがせる壁紙シート」や、カインズの「剥がせるリメイクシート」です。これらは粘着力が強すぎず、剥がす際に柱を傷めにくいのが特徴です。

採寸とカットの方法

正確な採寸が、仕上がりの美しさを左右します。

【採寸手順】

  1. 柱の高さを測る(天井から床まで)
  2. 柱の幅を4面分測る(角柱の場合は通常各面7〜9cm)
  3. 測定値に+5cmの余裕を持たせる
  4. メモに記録し、何度も確認する

正確に測るコツは、メジャーをピンと張って測ることです。たるんだ状態で測ると誤差が生じます。また、柱は上下で微妙に太さが異なる場合があるため、上・中・下の3箇所を測り、最大値を採用すると失敗しません。

【カット手順】

  1. シートを広げ、裏面のマス目を利用する
  2. 定規とカッターで真っすぐカット
  3. カッターは新しい刃を使う(切れ味が重要)
  4. 一度に切ろうとせず、何度かなぞって切る

貼り方の手順

シートを貼る際は、気泡を入れないことが最大のポイントです。

【貼り方手順】

  1. 柱の表面を濡れ雑巾で拭き、完全に乾燥させる
  2. シートの裏紙を5cm程度剥がす
  3. 柱の上端に合わせて仮止めする
  4. ヘラやクレジットカードで中心から外側へ空気を押し出しながら貼る
  5. 少しずつ裏紙を剥がしながら下へ進む
  6. 気泡ができたら、針で小さな穴を開けて空気を抜く
  7. 余分な部分をカッターでカット

気泡を入れない貼り方のコツは、一度に全部貼ろうとせず、10cm程度ずつ裏紙を剥がして進めることです。焦らずゆっくり作業することで、プロ並みの仕上がりになります。

角の部分は、シートを折り曲げるように貼ると自然な仕上がりになります。ただし、厚みのあるシートは角で浮きやすいため、ドライヤーで軽く温めながら貼ると密着しやすくなります。

剥がせるシートの選び方

賃貸で安心して使えるシートの条件をご紹介します。

【剥がせるシートの特徴】

  • 「貼ってはがせる」と明記されている
  • 粘着剤が「弱粘着タイプ」
  • 裏面に格子状のマス目がある(再配置しやすい)
  • 厚み0.2mm以上(薄すぎると破れやすい)

【おすすめ製品】

  • ニトリ:貼ってはがせる壁紙シート(45cm×2.5m、約1,500円)
  • カインズ:剥がせるリメイクシート(45cm×1m、約600円)
  • ダイソー:リメイクシート(30cm×1m、110円)※耐久性は劣る

賃貸の場合は、貼る前にマスキングテープを柱に貼り、その上からシートを貼ると、さらに原状回復しやすくなります。

【方法3】板張りで柱を隠す手順

板張りは最も本格的な方法で、完全に洋室風の仕上がりになります。DIY上級者向けの内容ですが、挑戦する価値は十分にあります。

使用する板材の種類

板張りに使用する主な板材は以下の2種類です。

【化粧合板】

  • 表面に木目プリントが施された合板
  • 厚み3〜5mm程度
  • 価格:1枚(910mm×1820mm)1,500円〜3,000円
  • 軽量で扱いやすい
  • カッターやノコギリで簡単にカット可能

【MDF(中密度繊維板)】

  • 木質繊維を圧縮成型した板材
  • 厚み5〜9mm程度
  • 価格:1枚(910mm×1820mm)1,000円〜2,000円
  • 表面が滑らかで塗装向き
  • 化粧合板より重い

違いと選び方は、仕上がりの好みで決めます。木目を活かしたいなら化粧合板、自分で好きな色に塗装したいならMDFがおすすめです。初心者には軽くて扱いやすい化粧合板をおすすめします。

柱周りの採寸方法

板張りでは、1mm単位の正確な採寸が求められます。

【採寸手順】

  1. 柱の高さを測る(天井から床まで、3箇所)
  2. 柱の幅を4面それぞれ測る(上・中・下の3箇所ずつ)
  3. 板の厚みを考慮する(5mmの板なら、隣の面は5mm引く)
  4. 採寸結果を図面に書き起こす
  5. カット前に再度確認する

正確な寸法取りのコツは、デジタルメジャーやレーザー距離計を使うことです。通常のメジャーより誤差が少なく、プロ並みの精度が出せます。また、柱は完全な直方体ではないため、最も広い部分の寸法を基準にすると、板が入らないトラブルを防げます。

カット・取り付け手順

板のカットと取り付けは、慎重に行う必要があります。

【カット手順】

  1. 板に採寸した寸法を鉛筆でマーク
  2. 定規(金属製の長尺定規推奨)を当てて線を引く
  3. 丸ノコまたはジグソーで真っすぐカット
  4. 切り口をサンドペーパー(#240)で整える
  5. 実際に柱に当ててフィット感を確認

電動工具がない場合は、コメリコーナンなどのホームセンターで、購入した板材をカットサービスしてもらうのがおすすめです(1カット50円程度)。

【取り付け手順】

  1. 柱の表面を綺麗に拭く
  2. 板の裏面に強力な木工用接着剤を塗布
  3. 柱に押し当て、1〜2分押さえる
  4. マスキングテープで仮固定
  5. 24時間放置して完全に接着させる
  6. 必要に応じて細いビス(20mm程度)で補強

接着剤とビスの使い分けは、基本は接着剤のみで十分ですが、重い板材や負荷がかかる場所にはビスで補強します。ただし、ビスは構造柱に深く打ち込まないよう注意が必要です(詳しくは後述)。

コーナー処理のやり方

柱の角をきれいに仕上げるには、見切り材を使います。

【見切り材とは】

  • 板と板の境界を隠すための細長い部材
  • L字型やコの字型がある
  • 価格:1本(長さ1m)300円〜800円
  • 木製・プラスチック製・アルミ製がある

【取り付け方法】

  1. 見切り材を柱の高さにカット
  2. 柱の角に当ててフィット感を確認
  3. 接着剤で固定
  4. マスキングテープで仮固定
  5. 乾燥後、テープを剥がす

見切り材を使うことで、プロのような仕上がりになります。特に板の厚みが目立つ部分を隠せるため、見た目が格段に向上します。

必要な道具・材料リスト

それぞれの方法で必要な道具と材料を、費用の目安とともにまとめました。

塗装に必要なもの

【材料】

  • 水性塗料(2リットル):2,000円〜3,000円
  • プライマー(1リットル):1,500円
  • 養生テープ:300円
  • 養生シート:500円
  • サンドペーパー(#120、#240):200円

【道具】

  • 刷毛(5cm幅):300円〜500円
  • ローラー(細幅):500円
  • 塗料トレイ:200円
  • マスキングテープ:300円
  • 雑巾・ウエス:100円

合計費用目安:5,500円〜7,000円(柱2〜3本分の材料込み)

シート貼りに必要なもの

【材料】

  • リメイクシート(45cm×2.5m):1,500円〜2,000円/本
  • マスキングテープ(賃貸の場合):300円

【道具】

  • カッター:200円
  • 定規(50cm以上):500円
  • ヘラまたはクレジットカード:0円(既存品)
  • メジャー:300円
  • 雑巾:100円

合計費用目安:2,500円〜3,500円(柱1本分)

板張りに必要なもの

【材料】

  • 化粧合板またはMDF(910mm×1820mm):1,500円〜3,000円/枚
  • 見切り材(1m):300円〜800円×4本
  • 木工用接着剤(強力タイプ):500円
  • ビス(20mm):200円(50本入り)

【道具】

  • 丸ノコまたはジグソー:5,000円〜15,000円(電動工具)
  • 電動ドライバー:3,000円〜10,000円
  • サンドペーパー(#240):200円
  • メジャー:300円
  • 定規(金属製1m):1,000円
  • クランプ(板を固定):500円×2個

合計費用目安:12,000円〜32,000円(柱1本分、電動工具含む)

※電動工具を持っていない場合は、ホームセンターのレンタル工具サービス(1日500円程度)を利用すると初期費用を抑えられます。

注意点・よくある失敗

DIYで柱を隠す際に、絶対に避けるべき失敗と対策を解説します。

賃貸で絶対NGな方法

賃貸住宅では、原状回復できない作業は厳禁です。以下の方法は絶対にやめてください

【原状回復不可の事例】

  • 塗装:水性・油性問わず、塗料は木に染み込むため完全には剥がせません
  • ビス・釘の使用:穴が残り、補修が困難です
  • 強力な両面テープ:剥がす際に木の表面を削ってしまいます
  • 削る・彫る:当然ながら元に戻せません

賃貸で安全にDIYするには、剥がせるリメイクシート+マスキングテープの組み合わせが最も確実です。退去時にシートを剥がすだけで元通りになります。

塗装でよくある失敗

塗装は手軽そうに見えて、意外と失敗しやすい方法です。

【ムラができる原因】

  • 塗料を厚塗りしすぎている
  • 刷毛に塗料をつけすぎている
  • 乾燥前に2度塗りしてしまった
  • 照明が不十分で塗りムラに気づかなかった

【剥がれの原因】

  • 下地処理(ヤスリがけ)を省略した
  • 柱の表面に油分・汚れが残っていた
  • プライマーを塗らなかった
  • 塗装後すぐに触ってしまった

これらの失敗を防ぐには、「急がず丁寧に」を徹底することです。特に下地処理は手を抜かず、1日かけてでもしっかり行いましょう。

シートでよくある失敗

リメイクシートも、正しく貼らないと見た目が悪くなります。

【気泡が入る原因】

  • 一度に広い面積を貼ろうとした
  • 空気を押し出しながら貼らなかった
  • 柱の表面に凹凸がある
  • シートを引っ張りながら貼ってしまった

【剥がれる原因】

  • 安価なシート(100円ショップなど)を使用した
  • 柱の表面が湿っていた
  • 角の部分でシートがめくれた
  • 冬場など気温が低い環境で貼った

対策は、信頼できるメーカーのシートを選び、室温20度以上の環境で作業することです。また、角の部分はドライヤーで温めながら貼ると密着力が上がります。

構造柱は絶対に傷つけない

これは最も重要な注意点です。構造柱を傷つけると建物の安全性に関わります

【絶対にやってはいけないこと】

  • 柱を削る・彫る
  • 深さ10mm以上の穴を開ける
  • 柱にノミを入れる
  • 柱の断面を減らす加工

和室の柱の多くは構造柱(建物を支える重要な柱)です。これを傷つけると、耐震性が低下したり、最悪の場合建物が倒壊するリスクがあります。

板張りでビスを使う場合でも、長さ20mm以下の細いビスを使い、柱の表面から5mm程度しか打ち込まないようにしてください。心配な場合は、接着剤のみで固定することをおすすめします。

持ち家であっても、構造に関わる作業は専門業者に相談することが賢明です。

費用目安・材料費の相場

それぞれの方法でかかる費用を、柱1本あたりで比較します。

塗装の場合の費用

【柱1本あたりの費用】

  • 塗料:500円(2リットル缶で4本分として)
  • プライマー:300円(1リットルで5本分として)
  • 養生材:200円
  • サンドペーパー:50円
  • 道具(初回のみ):1,500円

合計:約1,050円/本(道具は2本目以降不要)

塗装は材料費が最も安く、複数の柱を一度に作業すれば1本あたり1,000円程度に抑えられます。ただし、初回は道具代が必要です。

シート貼りの場合の費用

【柱1本あたりの費用】

  • リメイクシート(45cm×2.5m):1,500円〜2,000円
  • マスキングテープ(賃貸の場合):150円
  • 道具(初回のみ):1,000円

合計:約1,650円〜2,150円/本(道具は2本目以降不要)

シート貼りは塗装よりやや高めですが、作業時間が短く、失敗のリスクも低いため、初心者にはコストパフォーマンスが良い方法と言えます。

板張りの場合の費用

【柱1本あたりの費用】

  • 化粧合板:1,500円(1枚で2本分として750円×2)
  • 見切り材:1,200円(4本)
  • 接着剤:100円
  • ビス:50円
  • ホームセンターカット代:200円(4カット)
  • 道具(初回のみ、電動工具レンタル):1,000円

合計:約3,300円/本(電動工具を購入する場合は+8,000円〜25,000円)

板張りは最も費用がかかりますが、耐久性と仕上がりの美しさを考えると、長期的にはコストに見合う価値があります。

業者依頼との比較

プロの業者に依頼した場合の費用と、DIYの節約効果を比較しましょう。

【業者依頼の費用相場】

  • 柱の塗装:1本あたり8,000円〜15,000円
  • 柱の板張り:1本あたり20,000円〜40,000円
  • 和室全体の洋室化:30万円〜80万円

【DIYでの節約額(柱4本の場合)】

  • 塗装:業者60,000円 – DIY4,200円 = 約55,800円の節約
  • シート:業者40,000円 – DIY6,600円 = 約33,400円の節約
  • 板張り:業者120,000円 – DIY13,200円 = 約106,800円の節約

このように、DIYであれば材料費だけで済むため、大幅なコストダウンが可能です。特に板張りは業者依頼との差が大きく、DIYの価値が最も発揮されます。

ただし、DIYには時間と労力がかかります。休日2〜3日を使える方や、DIYを楽しめる方には非常におすすめですが、時間がない方や完璧な仕上がりを求める方は、業者依頼も検討する価値があります。

まとめ

和室の柱を隠す方法として、塗装・リメイクシート・板張りの3つを詳しく解説してきました。それぞれの特徴を再確認しましょう。

  1. 塗装:低コスト(約1,000円/本)で手軽だが、賃貸では不可。持ち家でDIY経験がある方に最適。
  2. リメイクシート:賃貸でも使える(約1,650円〜2,150円/本)。初心者に最もおすすめで、失敗のリスクが低い。
  3. 板張り:本格的な仕上がり(約3,300円/本)だが、難易度が高い。持ち家で上級者向け。

あなたに最適な方法は?

  • 賃貸にお住まいの方 → 剥がせるリメイクシート
  • 持ち家で予算を抑えたい方 → 塗装
  • 持ち家で本格的にリフォームしたい方 → 板張り
  • DIY初心者 → リメイクシートから始める

どの方法を選ぶにしても、構造柱を傷つけないことだけは必ず守ってください。また、賃貸の方は原状回復可能な方法を選び、退去時のトラブルを避けましょう。

和室の柱を隠すことで、お部屋の雰囲気がガラリと変わります。この記事を参考に、ぜひあなたに合った方法でDIYに挑戦してみてください。素敵な洋室空間が実現できることを願っています!

コメント

タイトルとURLをコピーしました