和室の天井をもっとおしゃれにしたいと考えている方は多いのではないでしょうか。木目調の和室天井は趣がある一方で、古臭く見えたり部屋全体が暗く感じたりすることがあります。業者に依頼すると15万円から30万円かかるリフォームですが、実は和室の天井DIYなら3万円から5万円程度で洋風に変身させることが可能です。この記事では、塗装と壁紙という2つの方法を徹底比較し、初心者でも失敗しにくい手順と注意点を詳しく解説します。あなたに最適な方法を見つけて、理想の空間を手に入れましょう。
和室の天井を洋風にする2つの方法
和室の天井を洋風にリフォームする方法は、大きく分けて塗装と壁紙貼りの2種類があります。それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の状況や優先したいポイントに合わせて選ぶことが重要です。
塗装のメリット・デメリット
塗装は、天井に直接ペンキを塗って色を変える方法です。シンプルな工程で、コストを抑えられる点が最大の魅力です。
塗装のメリット
- 材料費が安い:6畳で2万円から3万円程度
- 耐久性が高い:適切に施工すれば10年以上持つ
- 好きな色を選べる:オフホワイトやグレーなど自由度が高い
- 木目の凹凸を活かせる:質感を残したまま色を変えられる
塗装のデメリット
- 技術が必要:ムラなく塗るには練習が必要
- 作業時間が長い:養生・下塗り・本塗りで2日間必要
- 失敗時の修正が大変:塗り直しには手間がかかる
- 臭いが気になる:換気が必須で、数日間臭いが残ることも
塗装は「時間をかけてでもコストを抑えたい」「ある程度DIY経験がある」という方に向いています。
壁紙のメリット・デメリット
壁紙貼りは、天井に専用の壁紙を貼り付けて表面を覆う方法です。初心者でも比較的取り組みやすく、失敗しても修正しやすい点が特徴です。
壁紙のメリット
- 初心者向き:のり付き壁紙なら貼るだけで完成
- 作業時間が短い:1日で完了できる
- デザインが豊富:無地から柄物まで選択肢が多い
- 失敗しても修正可能:剥がして貼り直せる
- 木目を完全に隠せる:フラットな仕上がりになる
壁紙のデメリット
- 材料費がやや高い:6畳で3万円から4万円程度
- 耐久性が塗装より低い:5年から8年で張り替えが必要な場合も
- 湿気に弱い:結露しやすい部屋では剥がれやすい
- 継ぎ目が目立つ:丁寧な作業が必要
壁紙は「短時間で仕上げたい」「DIY初挑戦」という方におすすめの方法です。
【比較表】費用・難易度・作業時間
塗装と壁紙の違いを、分かりやすく表にまとめました。
| 項目 | 塗装 | 壁紙 |
|---|---|---|
| 材料費(6畳) | 2万円〜3万円 | 3万円〜4万円 |
| 作業時間 | 2日間 | 1日間 |
| 難易度 | ★★★☆☆(中級) | ★★☆☆☆(初級) |
| 耐久性 | 10年以上 | 5年〜8年 |
| 仕上がり | 木目の質感あり | フラットな表面 |
| 失敗時の修正 | 困難 | 比較的容易 |
この表を参考に、自分の優先順位(コスト・時間・仕上がり)に合わせて選んでみてください。
初心者におすすめは「壁紙」派?「塗装」派?
「結局どちらを選べばいいの?」という疑問にお答えします。あなたの状況や目的に応じて、最適な方法は変わります。
壁紙がおすすめな人
以下のような方には、壁紙貼りをおすすめします。
- DIY初心者:工具の使い方に慣れていない方でも、のり付き壁紙なら失敗が少ない
- 短時間で仕上げたい:週末の1日で完成させたい方
- 木目を完全に隠したい:真っ白でフラットな天井にしたい方
- 賃貸住宅:将来的に剥がして原状回復できる(剥がせる壁紙を使用)
- デザイン性を重視:柄入りやテクスチャのある壁紙で個性を出したい方
実際に、ある30代女性は初めての天井DIYで壁紙を選び、「思ったより簡単で、部屋が明るくなった」と満足されています。失敗を恐れる初心者には壁紙が安心です。
塗装がおすすめな人
一方、塗装が向いているのは以下のような方です。
- コスト重視:材料費を1万円でも抑えたい方
- DIY経験者:壁塗装などの経験があり、ローラーの使い方に慣れている方
- 長期的な耐久性重視:10年以上メンテナンスフリーにしたい方
- 木目の質感を残したい:木の凹凸を活かしながら色だけ変えたい方
- 時間に余裕がある:2日間じっくり作業できる方
40代男性の事例では、「壁の塗装経験があったので天井も塗装を選択。費用を抑えられて満足」とのことでした。DIY経験がある方なら、塗装のコストメリットを最大限に活かせます。
実際の施工事例から見る選択基準
実際の施工事例を見ると、選択基準がより明確になります。
事例1:壁紙を選んだケース
築30年の和室(6畳)で、木目天井が黒ずんでいた家庭。DIY初心者の夫婦が週末1日で壁紙貼りを実施。明るいホワイト系の壁紙で部屋全体が一気に洋風に。「思ったより簡単で、失敗しても貼り直せる安心感があった」とのこと。
事例2:塗装を選んだケース
築20年の和室(8畳)で、予算を抑えたい方が塗装を選択。ヤニ止めシーラーと水性塗料で2日間かけて施工。材料費2.5万円で完成し、「10年はこのままでいける」と満足。ただし「ムラが出ないよう何度も重ね塗りが必要だった」という苦労も。
選択基準のポイント
- DIY経験の有無:初心者→壁紙、経験者→塗装
- 予算:塗装の方が1万円ほど安い
- 作業時間:壁紙は1日、塗装は2日
- 仕上がりイメージ:フラット→壁紙、質感あり→塗装
迷ったら、まずは小さな部屋(トイレや玄関)で試してみるのもおすすめです。
【塗装編】和室天井をペンキで洋風にする手順
ここからは、塗装を選んだ方向けに具体的な手順を解説します。成功の鍵は下地処理と丁寧な養生です。
下地処理の重要性
天井塗装で最も重要なのが下地処理です。特に和室の木目天井は、長年の煙草のヤニや油汚れが染み込んでいることが多く、そのまま塗るとシミが浮き出てきます。
ヤニ止めシーラーは必須
ヤニや汚れがある天井には、必ず「ヤニ止めシーラー」を塗りましょう。これを塗ることで、シミの浮き出しを防ぎ、塗料の密着性も高まります。代表的な製品に日本ペイントの「オドレスシーラー」などがあります。
下地処理の手順
- 天井を濡れ雑巾で拭き、ホコリや油汚れを除去
- 乾燥後、ヤニ止めシーラーをローラーで均一に塗る
- 2時間〜4時間乾燥させる(製品の指示に従う)
- 乾燥後、軽くサンドペーパーで表面を整える
この工程を省略すると、後から必ずトラブルが起きます。手間を惜しまず、しっかり下地を整えましょう。
おすすめ塗料の選び方
天井塗装には水性塗料がおすすめです。臭いが少なく、初心者でも扱いやすいためです。
水性塗料と油性塗料の比較
| 項目 | 水性塗料 | 油性塗料 |
|---|---|---|
| 臭い | ほぼ無臭 | 強い臭いあり |
| 乾燥時間 | 1時間〜2時間 | 4時間〜6時間 |
| 耐久性 | 室内なら十分 | やや高い |
| 価格 | 2千円〜3千円/缶 | 3千円〜4千円/缶 |
| 後片付け | 水で洗える | シンナー必要 |
おすすめ製品
6畳の天井なら、2缶(合計4L)あれば2度塗りできます。
塗装の手順(ステップ形式)
それでは、実際の塗装手順を見ていきましょう。
ステップ1:養生(最重要)
- 床全体にブルーシートを敷く
- 壁との境目にマスキングテープを貼る(3cm幅推奨)
- 照明器具を外す(電源は必ずブレーカーを落とす)
- エアコンや家具にもビニールをかける
養生が雑だと、後で壁や床を汚してしまいます。時間をかけて丁寧に行いましょう。
ステップ2:下塗り(シーラー)
- ヤニ止めシーラーをバケツに移す
- ローラーにシーラーをつけ、天井に塗っていく
- 塗り方は「W字」を描くように動かし、ムラなく広げる
- 隅や照明器具周りは刷毛で丁寧に塗る
- 2時間〜4時間乾燥させる
ステップ3:本塗り1回目
- 水性塗料を缶からよく混ぜる(底に顔料が沈んでいる)
- ローラーに塗料をつけ、シーラーと同じ要領で塗る
- 薄く均一に塗ることを意識(厚塗り禁物)
- 1時間〜2時間乾燥させる
ステップ4:本塗り2回目
- 1回目で塗り残しがないか確認
- 同じ手順で2回目を塗る
- 2回塗ることで、色ムラがなくなり発色が良くなる
- 完全に乾燥させてから(4時間以上)、養生を剥がす
ステップ5:後片付け
- マスキングテープはゆっくり剥がす(塗料が乾く前に剥がすと綺麗)
- ローラーや刷毛は水でよく洗う
- 照明器具を元に戻す
作業は2日に分けると疲労が少なく、丁寧に仕上げられます。
よくある失敗とその対策
塗装でよくある失敗と、その対策をまとめました。
失敗1:塗りムラが目立つ
原因:1回で厚塗りしすぎ、ローラーの動かし方が不規則
対策:薄く2回塗る。ローラーは一定方向に動かし、重ね塗り部分は5cm程度重ねる
失敗2:塗料が垂れてくる
原因:ローラーに塗料をつけすぎ
対策:ローラーをバケツの網でよく絞ってから塗る。天井は重力で垂れやすいので少量ずつ
失敗3:下地のシミが浮き出る
原因:ヤニ止めシーラーを省略した、または1回塗りで不十分
対策:シーラーは2回塗りが確実。特にヤニがひどい部分は重点的に
失敗4:乾燥前に2回目を塗ってしまう
原因:待ちきれずに重ね塗り
対策:製品の指定時間を必ず守る。表面が乾いても中まで乾燥していないことも
失敗を防ぐには、「焦らない」「手順を守る」ことが最重要です。
【壁紙編】和室天井に壁紙を貼る手順
壁紙貼りは、塗装よりも初心者向きで失敗が少ない方法です。ポイントを押さえれば、1日で完成します。
天井用壁紙の選び方
天井に貼る壁紙は、のり付き壁紙を選ぶのが初心者にはおすすめです。
のり付き壁紙のメリット
- のりを塗る手間が不要
- 初心者でも均一に貼れる
- シールのように剥離紙を剥がして貼るだけ
- 貼り直しが可能(5分以内なら)
のりなし壁紙との比較
のりなし壁紙は安いですが、自分でのりを塗る技術が必要です。天井は重力で垂れやすいため、のり付きの方が圧倒的に楽です。
おすすめ製品
天井には「無地のホワイト系」が無難で、部屋を広く明るく見せます。6畳なら約15m必要です。
壁紙を貼る手順(ステップ形式)
壁紙貼りの手順を、順を追って説明します。
ステップ1:採寸とカット
- 天井の長さを測る(壁から壁まで)
- 実測値+10cmで壁紙をカット(両端5cmずつ余裕を持たせる)
- 複数枚貼る場合は、柄合わせを確認してカット
ステップ2:1枚目を貼る
- 脚立を安定した位置に置く
- 壁紙の剥離紙を30cm程度剥がす
- 壁際から5cm程度内側に位置を合わせて貼り始める
- なでバケで中心から外側に空気を押し出す
- 少しずつ剥離紙を剥がしながら貼り進める
ステップ3:空気抜きと圧着
- なでバケで「の」の字を描くように空気を抜く
- ローラーで壁紙全体を圧着(特に継ぎ目は念入りに)
- 浮きがないか手で触って確認
ステップ4:余分な壁紙をカット
- 地ベラを壁際に当てる
- カッターで余分な部分を切り落とす(定規代わりに地ベラを使用)
- 角は丁寧に切り込みを入れる
ステップ5:2枚目以降を貼る
- 1枚目との継ぎ目を5mm程度重ねて貼る
- 重なった部分の中央をカッターでカット(ジョイントカット)
- 余分な壁紙を取り除き、ローラーで圧着
- 同じ手順で全面に貼っていく
ステップ6:照明器具周りの処理
- 照明器具の位置に壁紙が来たら、中心から放射状に切り込みを入れる
- 器具を通して余分な部分をカット
- 器具周りは隙間ができやすいので、丁寧に圧着
全体で4時間〜6時間あれば、6畳の天井を貼り終えられます。
空気抜きのコツ
壁紙貼りで最も重要なのが空気抜きです。空気が残ると、後から浮きやシワの原因になります。
専用ローラーを使う
なでバケだけでなく、ジョイントローラーを使うと継ぎ目がしっかり圧着できます。100円ショップでも購入可能です。
空気抜きの手順
- 壁紙を貼った直後、なでバケで中心から外側に向かって「の」の字を描く
- 気泡が残っている箇所は、再度なでバケで押し出す
- 最後にローラーで全体を圧着(力を入れすぎない)
- 継ぎ目は特に念入りにローラーをかける
気泡ができた場合の対処法
- 小さい気泡(直径1cm以下):そのまま放置しても1週間で消える
- 大きい気泡(直径2cm以上):針で穴を開けて空気を抜き、ローラーで圧着
焦らず丁寧に作業すれば、気泡はほとんどできません。
よくある失敗とその対策
壁紙貼りでよくある失敗と対策を紹介します。
失敗1:壁紙が曲がって貼れた
原因:最初の位置決めが甘かった
対策:1枚目は壁に対して直角になっているか、メジャーで確認しながら貼る。5分以内なら貼り直し可能
失敗2:継ぎ目が目立つ
原因:継ぎ目の圧着不足、またはジョイントカットがずれた
対策:ジョイントローラーで念入りに圧着。カットは定規を使って真っ直ぐに
失敗3:壁紙が浮いてくる
原因:空気抜き不足、または下地が汚れていた
対策:貼る前に天井を拭き掃除。貼った後は必ずローラーで圧着
失敗4:壁紙が破れた
原因:引っ張りすぎ、またはカッターの刃が古い
対策:壁紙は引っ張らず、なでバケで押し付ける。カッターの刃はこまめに折る
壁紙は塗装と違い、失敗しても5分以内なら剥がして貼り直せるのが大きなメリットです。
必要な道具・材料リスト
塗装と壁紙、それぞれに必要な道具・材料をリストアップします。事前に揃えておくとスムーズです。
【塗装】に必要な道具
必須道具
- ローラー(毛丈13mm推奨):800円〜1,500円
- ローラーハンドル:300円〜500円
- バケツ(ローラー用):500円〜800円
- 刷毛(隅用・5cm幅):300円〜600円
- マスキングテープ(3cm幅):300円〜500円
- ブルーシート:500円〜1,000円
- サンドペーパー(#180):200円
- 雑巾・ウエス:家にあるもの
必須材料
- ヤニ止めシーラー(2L):2,000円〜3,000円
- 水性塗料(4L):4,000円〜6,000円
合計費用目安(6畳):材料費約8,000円+道具代約4,000円=約1万2,000円
※道具は再利用可能なので、2回目以降は材料費のみ
【壁紙】に必要な道具
必須道具
- なでバケ:500円〜800円
- ジョイントローラー:300円〜500円
- 地ベラ(30cm):500円〜800円
- カッター(大型):300円〜500円
- メジャー(5m以上):500円〜1,000円
- 鉛筆:家にあるもの
- 雑巾:家にあるもの
必須材料
- のり付き壁紙(15m):15,000円〜20,000円(6畳分)
合計費用目安(6畳):材料費約17,000円+道具代約3,000円=約2万円
※道具は再利用可能
どちらでも必須の道具
塗装・壁紙どちらを選んでも、以下の道具は必要です。
- 脚立(天板高さ1.5m〜1.8m):5,000円〜8,000円
天井作業には必須。安定性重視で選ぶ。軽量アルミ製がおすすめ - 防塵マスク:300円〜500円
ホコリや塗料の吸引防止に必要 - 保護メガネ:300円〜500円
塗料や壁紙の破片が目に入るのを防ぐ - 軍手またはゴム手袋:100円〜300円
手の保護と滑り止め - 照明(作業灯):1,000円〜2,000円
天井は暗いため、手元を照らす照明があると作業しやすい
これらの道具はコメリやモノタロウなどのホームセンター・通販サイトで揃えられます。
注意点・よくある失敗
天井のDIYは高所作業のため、安全対策が最も重要です。また、電気周りの作業にも注意が必要です。
高所作業の安全対策
天井作業は脚立の上での作業になるため、転落事故のリスクがあります。以下の安全対策を必ず実施してください。
脚立の選び方と使い方
- 天板の高さ:天井までの高さ−50cmが目安(無理に背伸びしない高さ)
- 設置場所:平らで安定した床面に設置。畳の上は避ける(沈み込む)
- 開き止め:必ず開き止めを確実にロック
- 重心:脚立の中心に立ち、端には乗らない
- 移動:脚立に乗ったまま移動しない。必ず降りてから動かす
転倒防止策
- 長時間の作業は避け、30分ごとに休憩
- 疲れたら無理せず作業を中断
- 一人での作業は避け、可能なら二人で作業(一人が脚立を支える)
- 滑りにくい靴を履く
緊急時の対応
万が一、脚立から落ちた場合は、すぐに医療機関を受診してください。特に頭を打った場合は、症状がなくても必ず診察を受けましょう。
天井裏の配線・照明器具周り
照明器具周りの作業では、電気に関する知識が必要です。電気工事士資格が必要な作業と、資格不要な作業を明確に区別しましょう。
資格不要な作業
- 照明器具を外す(コンセントを抜く、引掛けシーリングから外す)
- 照明器具を元に戻す
資格が必要な作業(絶対に触らない)
- 配線の接続・切断
- 引掛けシーリング本体の取り外し・取り付け
- 天井裏の配線工事
照明器具の外し方(安全な手順)
- ブレーカーを落とす(必須。感電防止)
- 照明器具のカバーを外す
- 引掛けシーリングからソケット部分を回して外す
- 器具を安全な場所に保管
絶対に守ること
- ブレーカーを落とさずに作業しない
- 配線には絶対に触らない
- 不明な点があれば電気工事士に相談
電気工事士法違反は罰則があり、また感電事故のリスクもあります。自分で判断せず、プロに任せましょう。
作業時間と換気
天井のDIYは、思った以上に時間がかかります。計画的に進めましょう。
作業時間の目安(6畳)
- 塗装:1日目4時間(養生・下塗り)+2日目4時間(本塗り2回)=合計8時間
- 壁紙:準備1時間+貼り付け4時間+仕上げ1時間=合計6時間
一日で終わらせるコツ
- 朝9時から開始し、休憩を挟みながら夕方5時に完了を目指す
- 事前に道具・材料を全て揃えておく
- 養生は前日にやっておくと当日スムーズ
換気の重要性
特に塗装の場合、換気は必須です。
- 窓を2箇所以上開けて風の通り道を作る
- 換気扇を回す
- 扇風機で空気を循環させる
- 塗装後も24時間は換気を続ける
水性塗料でも臭いはあるため、特に小さなお子さんやペットがいる家庭では注意が必要です。作業中は別の部屋で過ごしてもらいましょう。
費用目安・材料費の相場
最後に、和室天井のDIYリフォームにかかる費用を、塗装・壁紙・業者依頼で比較します。
塗装の場合の総費用
6畳の天井を塗装する場合の内訳
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| ヤニ止めシーラー(2L) | 2,500円 |
| 水性塗料(4L) | 5,000円 |
| ローラー・刷毛セット | 2,000円 |
| マスキングテープ・養生材 | 1,000円 |
| サンドペーパー・雑貨 | 500円 |
| 脚立(初回のみ) | 6,000円 |
| 合計 | 17,000円 |
※脚立を既に持っている場合は11,000円で済みます。
※道具は再利用できるため、2回目以降は材料費(約8,000円)のみです。
8畳の場合:塗料を1缶追加で約20,000円
4.5畳の場合:塗料を減らして約13,000円
壁紙の場合の総費用
6畳の天井に壁紙を貼る場合の内訳
| 項目 | 費用 |
|---|---|
| のり付き壁紙(15m) | 17,000円 |
| なでバケ・ローラーセット | 1,500円 |
| 地ベラ・カッター | 1,000円 |
| メジャー・その他 | 500円 |
| 脚立(初回のみ) | 6,000円 |
| 合計 | 26,000円 |
※脚立を既に持っている場合は20,000円で済みます。
※道具は再利用できるため、2回目以降は壁紙代(約17,000円)のみです。
8畳の場合:壁紙を追加で約30,000円
4.5畳の場合:壁紙を減らして約18,000円
業者依頼との差額
和室天井のリフォームを業者に依頼した場合の費用相場と、DIYとの比較です。
業者依頼の費用相場(6畳)
- 塗装:15万円〜20万円
- 壁紙:18万円〜25万円
- 内訳:材料費3万円〜5万円+人件費12万円〜20万円
DIYとの差額
| 方法 | DIY費用 | 業者費用 | 差額 |
|---|---|---|---|
| 塗装 | 17,000円 | 175,000円 | 158,000円削減 |
| 壁紙 | 26,000円 | 215,000円 | 189,000円削減 |
DIYのコストメリット
6畳の天井リフォームをDIYで行うと、約15万円から19万円のコスト削減が可能です。これは業者費用の約90%にあたります。
業者依頼を検討すべきケース
- 高齢で高所作業が危険な場合
- 天井に大きな損傷・シミがあり、下地補修が必要な場合
- 時間がなく、確実に綺麗に仕上げたい場合
- 広い部屋(12畳以上)で作業が大変な場合
DIYと業者依頼、それぞれにメリットがあります。自分の状況に合わせて選びましょう。
まとめ
この記事では、和室の天井をDIYで洋風にする方法について、塗装と壁紙の2つのアプローチを詳しく解説しました。重要なポイントは以下の3つです。
- 初心者には壁紙、コスト重視なら塗装がおすすめ
壁紙は失敗しても貼り直せるため初心者向き。塗装は材料費が1万円ほど安くコスト重視の方に最適。自分の優先順位で選びましょう。 - 成功の鍵は下地処理と安全対策
塗装ではヤニ止めシーラーが必須、壁紙では空気抜きが重要。また、高所作業のため脚立の安定性確保と電気周りの注意が不可欠です。 - DIYなら15万円以上のコスト削減が可能
業者依頼で15万円から25万円かかるリフォームが、DIYなら2万円から3万円で実現。時間と手間はかかりますが、大幅な節約になります。
和室天井のDIYリフォームは、正しい手順と安全対策を守れば初心者でも十分に挑戦できます。まずは小さな部屋から始めて、経験を積んでいくのがおすすめです。この記事を参考に、あなたも理想の洋風空間を手に入れてください。何か不明点があれば、ホームセンターのスタッフや専門家に相談しながら進めると安心です。

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